高齢化や疾病構造の複雑化にともない、入院患者さんは入院理由疾患以外の問題を抱えることが数多くあります。単一疾病への対応では患者さん個人の予後を改善しないケースも多く、多くの専門科医師や多職種の関与が必要になってきます。
病院診療科は、入院患者さんの主疾病以外のさまざまな疾病コンサルトの窓口となります。場合によっては、院内外の他専門科への橋渡しとしても機能します。担当する医師は院内各部門からさまざまな専門背景を持つ人に加わってもらいました。
入院患者さんの「疾病の治療」ではなく「予後全般の改善」に寄与することを目標としています。
特に限定はしていませんが、内科的疾患へ関与が大きいと思われます。
入院主治医が「自分以外の科の医師も入ったほうが良い」と思われるケースの相談を電話一本で広く受けています。
2021年1月~12月までの院内相談は58件です。
院外からの直接紹介はお受けしておりませんが、種々の合併症を有する患者さんを受け入れられる態勢をつくることで地域連携に寄与していこうと思います。
診療部長、教授
教授
教授
講師
助教
助教