尿路悪性腫瘍を専門として、診断から治療までを担当しております。外来診療は月曜日~土曜日で行っております。初診患者さんに対しても随時受付けておりますが、紹介状を持参されることが望まれます。実際は紹介時に既に診断がついている患者さんもいらっしゃれば、症状のみで悪性腫瘍が疑われる患者さんもいらっしゃいます。仮に悪性腫瘍の診断がついた際には、速やかに当院にて治療を開始させて頂き、悪性腫瘍でない場合は地域連携や地域連携クリニカルパスを利用して紹介元の病院でフォローをお願いすることもございます。また、良性疾患が指摘されましたら、近隣の埼玉医科大学病院の泌尿器科で治療をさせて頂きます。
専門分野としては前立腺がんに対しては手術、放射線、化学療法すべてのあらゆる様式を治療手段として用いており、患者さんのニーズや病状にあわせて最適の治療を提供致しております。膀胱がんには内視鏡手術はもとより、進行型に対して膀胱全摘術を余儀なくされる患者さんには、術前化学療法を行い優れた治療成績を得ております。その後も尿路再建法として新膀胱造設術といってご本人の小腸を使って作った新しい膀胱から尿道を経て排尿することも可能です。腎臓がんに対しては積極的に腹腔鏡手術を行い、早期退院を目指しています。また、小径腎がん(比較的小さな腫瘍)のケースに対しても腹腔鏡手術を適応開始しております。いずれにしましても、診断時には進行型を呈していることが多いのが現状です。まずはご相談ください。
腎臓がん、腎盂尿管がん、膀胱がん、精巣がん、前立腺がんと後腹膜腫瘍を対象としておりますが、もちろんこれらが疑われる場合も対象になります。例えば検診で前立腺特異抗原(PSA、一般的には4ng/ml未満が正常)が異常高値を指摘された場合は是非更なる検査が必要です。過去8年間の統計でPSA高値の患者さんの約50%に前立腺がんが見つかっております。血尿も要注意です。膀胱がんにかかっても通常は特に症状はありません。時折、尿に血が混じる程度ですので、そのサインを見逃さないで下さい。
泌尿器腫瘍科は、尿路および男性生殖器(副腎、腎、腎盂尿管、膀胱、前立腺、尿道、陰茎、精巣)に発生した悪性腫瘍全般を対象にしています。また後腹膜(腹部後方)に発生した腫瘍に対しては、骨軟部腫瘍科や消化器外科などと連携して対応いたします。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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初診 | 金子 剛 | 梅澤 佑太 | 藤原 信之介 | 萩原 正幸 | 城武 卓 | -- |
午前 | 金子 剛 | 梅澤 佑太 |
小山 政史 藤原 信之介 |
萩原 正幸 | 城武 卓 | 交代制 |
午後 | 金子 剛 | 梅澤 佑太 | 藤原 信之介 | 萩原 正幸 |
城武 卓 ステント外来 |
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紹介に関してのお願いはありません。皆様のご多忙な外来診療中に紹介状を記載して頂く訳ですから、内容は簡単で結構です。ただし、症状や検査異常所見を認めた月日と内服薬(他院での処方薬もあれば助かります)をお知らせ下さい。ご紹介を頂く日程ですが、初診患者さんは時間帯にかかわらず随時お受けしておりますので、その日のうちに当院も受診頂くことが可能です。
われわれは患者さんならびにご家族にとって、より効率的かつ質の高い医療を提供するためには地域連携が不可欠であると考えています。原則として治療後の患者さんは紹介元を中心とした近隣施設でのフォローアップをお願いし、一方で急性期患者に対し迅速に対応できるように努力してまいります。今後ともよろしくお願い申し上げます。
診療部長、教授
教授、副診療部長、副医学部長
准教授
講師
助教
助教
助教
助教
助教
助教
非常勤医師
非常勤医師
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初診 | 金子 剛 | 梅澤 佑太 | 藤原 信之介 | 萩原 正幸 | 城武 卓 | -- |
午前 | 金子 剛 | 梅澤 佑太 |
小山 政史 藤原 信之介 |
萩原 正幸 | 城武 卓 | 交代制 |
午後 | 金子 剛 | 梅澤 佑太 | 藤原 信之介 | 萩原 正幸 |
城武 卓 ステント外来 |
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